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5・6年 総合

ひょう干しの
雑煮作り

 2月26日(水)の午後、地域のゲストティーチャー3名にご来校いただき、地域に伝わる伝統料理を教えていただきました。

 今回は、この地域で昔からお正月になると食べてきた「ひょう干しの雑煮」を作りました。ひょうは「スベリヒユ」と呼ばれる植物で、これを食用にしているのは本県などごく一部の地域に限られています。子どもたちは昨年の夏に茹でたひょうをお浸しにしていただきました。お浸しはちょっと酸味がある独特の味わいでしたが、干したひょうは酸味が消え、だれでも食べやすい味になっています。
 雑煮は、水で戻したひょうと油揚げを醤油味の汁で仕立て、それに焼いたお餅を入れていただきました。子どもたちは「おいしい!」と言いながら伝統の味を存分に楽しんでいました。
 雑煮をいただいた後は、ゲストティーチャーの方からひょうの食べ方や採り方、栄養について詳しく説明していただきました。

 本地区でも、ひょう干しの雑煮を食べる家庭は減っているとのことでした。子どもたちには、昔から伝わる料理を知り、ぜひ受け継いでほしいと思います。